春休み自由研究 その①
- fujitaharue
- 3月14日
- 読了時間: 3分
先日、某農業高校1年生の男子生徒が牧場を訪ねてきてくれました。
和牛を育てているおじいちゃんの姿を見て将来は牛飼になりたい。
だけれども注目しているのは乳牛肉だということでブラウンスイス肉屋の私に行き着いたそうです。
果たして自分の飼い方が「肥育」なのかと言われると、カテゴリー的にはそうなのかもしれないですが飼育管理としては産肉を追求した内容と大きくかけ離れているのでお役に立てるのか自信がなかったですが
その生徒さんは、学校の農場で実際に牛のお世話をしている所から湧いてきた疑問等を踏まえ、事前に質問をしっかりまとめてきていてヒアリングも真剣。
ほんとに
ルーズソックスのリブはある方が良いとか悪いとか言ってた自分の高校生時代が恥ずかしいです(爆)
高校では自分でテーマを見つけ深堀してレポートをまとめるのだそうで、1年生ではジャージーについて研究し、今回はブラウンスイスとのこと。
左草ブラウンスイス牧場の成り立ち、なんでブラウンスイスなのか、精肉や加工品の流通ができるまでの経緯、ブラウンスイスを通じてできたネットワーク等をお話させていただきました。
小規模の乳牛肉生産者。
良いっすね。
現状、超大規模農場が超少数で日本の殆どの乳オスを肥育していて、そこが一戸でもコケたりすると行き場を失った仔牛の価格が暴落し、個体販売という生乳販売に次ぐ大きな収入源がなくなる酪農家の経営はとても苦しくなります。
特に主流から外れるブラウンスイスやジャージーは、独自の付加価値がなければもはや値段もつきません。
みなさんも聞いた事があるかもしれない、せっかく産まれてきた仔牛の命が、そっと無かったことにされる、ああいった悲劇が統計の裏側で起こります。
主流ではなくても、地域の酪農家の受け皿として、持続性のある乳オス牛肉ビジネスモデルがどんどんできれば
酪農家もその人に合った品種を選んで色んなスタイルを出せて、それが地域の特産品や名物になったり、食育や食文化の醸成につながったり
日本全体の食料安定供給とはまた違う意味での
外的要因に左右されない地方の強いフードサプライチェーンが出来るのではないかなと、私は考えています。
この学生さんの夢や目標が実現されることが、少し時間がかかり、回り道かもしれないけど、最も磐石な畜産振興につながると思うので
引き続き応援させていただきたいです。
今回はお話聞きに来てくれた学生さんがいつか同じ取り組みをする仲間になるかもと思うと
ワクワクするなー。
それまで私も益々頑張って、また再会できるのを楽しみに乳牛肉界隈でお待ちしております(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)




